【ネタバレ】『28週後…』それは言うこと聞かない家族の物語…【ラスト】

地球儀を持った手

みなさんどうもこんにちは!
きです!

今回は映画『28週後…』のネタバレ感想を綴っていきたいと思います!

なお、この記事は既に映画ご視聴済の方で「他の人はどんな感想だろう」といった他人の感想を知りたい方向けの内容となっております!

また、今作はラストシーンが少しわかりづらく説明もありませんでしたので、ラストシーンの解説も最後に記載しております!
解説だけ読みたい方は、目次の『ラストシーンの意味は?』からご覧ください。



今作のき的評価は3点!
前作と同じですね。

まずはあらすじから!

目次

あらすじ

イギリスは“レイジウイルス”の蔓延により荒廃。
老夫婦の家に居候しているドン&アリス夫婦は、他4名の計6人で生活していた。

ある日みんなで食事してると、戸を激しく叩く音と子供の「助けて」の声が。
一同は迷った末、子供を迎え入れることに。
子供は感染者達に追われていたところだった。

子供を保護したものの、感染者が家の周りに集まってしまい、壁を突き破り侵入。
一同が次々襲われる中、ドンはアリスと二階へ逃げるが、アリスが逃げ遅れた子供を助けようとして感染者に追い詰められてしまう。

助けを求めるアリスだが、感染者を前にどうすることもできず、ドンはアリスを置いて一人窓から逃げて行く…。

15日後、英国本土隔離措置
18日後、英国本土レイジ・ウイルスで壊滅
5週後、感染者飢餓で滅びる
11週後、米軍主導でNATO軍ロンドンへ
18週後、英国本土、もはや感染の恐れなし
24週後、復興が始まる
18週後…。
 
スペインへ修学旅行に行ってたドンの子供達、タミーとアンディが帰国。
感染蔓延前に住んでいた自宅は封鎖地域に指定され立入禁止となっていたが、タミーとアンディは規則を破り自宅へ。
アンディが二階へ上がると、そこには母アリスの姿が。
そこへ軍がやってきてタミー、アンディ、アリスは無事保護される。
感染者に襲われたはずのアリスが保護されたことをきっかけに、事態は大きく動く…。

キャストなど

キャスト
 ロバート・カーライル
 イモージェン・プーツ
 マッキントッシュ・マグルトン
 キャサリン・マコーマック
 ジェレミー・レナー
 ローズ・バーン
 イドリス・エルバ
 ハロルド・ペリノー・ジュニア

監督
 ファン・カルロス・フレスナディージョ

制作総指揮
 ダニー・ボイル

ジャンル
 SFホラー(ゾンビ系)

上映時間
 104分

怖さ
 2/5 (びくぅっとするシーンが何度かきます)


ジェレミー・レナーかっけぇッス…

まだ観てない人へのおすすめポイント

前作が好きだった方、ゾンビ映画好きの方は一見の価値ありかと思います。
“のろのろ歩くゾンビ”のイメージを吹っ飛ばす“全速力で追ってくるゾンビ”を最初に取り入れた元祖らしいです。

全体的なおもしろさは前作と同じくらいな印象でした。
私はグロ表現が苦手なんですが、今作は前作よりグロ感が少し増してるように感じました。

あとは前作に引き続き、胸糞悪いというかストレス溜まるというか、なんとも言えない居心地の悪さみたいなのを感じます(笑)

続編ですが前作を見てないと内容がわからないってことはないです。


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それではここからネタバレありの感想になります!
まだ映画ご視聴前の方はネタバレにつきご注意ください

ネタバレ感想
これ以降ネタバレを含みます

勝手な事ばかりするドン一家:アリス

前作は動物愛護家がイギリスを破滅に追いやったんですが、今作ではドン一家がイギリスを破滅に追いやります。

人の話を聞かず勝手なことをする精神は、動物愛護家からドン一家へ脈々と受け継がれていたんですね。



まずは母アリス。

この人は子供に夢中で全く人の話を聞きません。

子供が民家に助けを求めてきたとき「子供だぞてめぇ!!」と今にも殴り掛かりそうな勢いで、ドンをドン喝(どう喝)し、子供を招き入れさせます。

そしてこれが全員の破滅を招きます。

子供を迎えてすぐ感染者が突入。
急いで民家の二階へ避難するドンとアリス。

ですがアリスは一緒に逃げてたはずの子供を見失ってしまいます。

アリスは血眼になって「どこに行きやがったぁぁぁぁあ!?」と子供を探します。
ドンが「もう子供はいいから!早く逃げようよ!」と引っ張っても
アリス「るっせぇぇぇえええ!!子供だぞ?ぶち〇すぞてめぇ!!」
と夢中で子供を探し、見つけたときには感染者が部屋に突入してしまいます。







あーあ。








アリス「ドン!!助けて!!」










いやいやいやいや!!!!



もう無理よ!?
この状況になったらもう無理よ!?
だから何度も逃げようって言ったじゃない!!
手ぶらよ!?
どうしようもないよ!?


ドンはそれまで必死にアリスを逃がそうとしてました。
周りは気にもとめず、アリスだけを気にかけていました。


でも当のアリスはどこの誰かも知らない子供に全神経を注いでいました。
そしてその結果感染者に追いつめられてしまった…。


ドンは苦渋の決断を迫られ、アリスを見捨てて逃げていきます…。




んー。
ドン(どう)なんですかね。
作中のドンは『妻を見捨てた夫』感が漂ってましたし、確かに間違ってはないんですが…。

私はアリスもアリスだと思いました。
ドンだけを責めることはできないんじゃないかと思います。
ここは人により意見が別れそうな気がしますが。

あの状況で武器も何も持たない夫に「助けて」というのは「あなたの命を懸けて、私とよその子を守って」と言ってるようなもんです。

それまでアリスが逃げようと必死だったならともかく、逃げられたチャンスを自ら手放してまでよその子に躍起になってました。

それで「助けて」はちょっと引っ掛かります。
正直、自業自得な気がします。

あの状況でよその子を守ろうとする思いは、それはもうすごいの一言につきるのですが…。



それまでドンが自分だけ助かろうと行動してたなら、ドンは最低マン認定でよかったんですが。
ドンは必死にアリスを逃がそうとしてたので、どっこいどっこいかなと感じました。

勝手な事ばかりするドン一家:タミー&アンディ

タミー「立入禁止区域だけどさぁ、家に行っちゃおうぜ。なーに、気づかれる前に戻ればモーマンタイよへへっ」

と弟をそそのかし、規則を破り自宅に向かう姉弟。
立入禁止区域には絶対に近づくなと言われてたのに…。

盗んだバイクで走りだします。
行先はわかってます。
前住んでた家です。

そして家に辿り着きます。

庭のタイルを剥がすと家の鍵が。
国が違っても鍵の隠し場所はどこも似たようなもんですね。

母の写真やら思い出の品やら大事なものをリュックに詰めて、ついでに二階で見つけた母アリスも持って帰ることに(笑)

これはドン、気まず過ぎます。
見捨ててきてますからね(笑)

「妻が生きてた」と聞かされたときのドンの表情ですよ(笑)

「うっわぁ…マジかよ…やっべっぞ…

って顔が言ってます(笑)


15の夜(ライブ)

勝手な事ばかりするドン一家:ドン

ドン一家の大黒柱、ドン。

このドンが…。
ホントにもう最悪ですよ。
もうホントに。
勘弁してほしいです。
ドンは。
ドンだけぇぇぇぇ、です。

さっきドンをちょっと擁護したんですけどやっぱ撤回します。








あのときアリスとよその子を助けて〇んでくれてたらよかったのに!!








その方がドンにとっても100倍よかった。
あのとき〇んでたら“妻と見ず知らずの子供を体一つで命を懸け守った夫”って美談で終われたのに。

それなのにこの男は…。



まずですよ。
子供二人を迎え入れて居住区に行くとき

ドン「俺はこの地区の統括官なんだぜ!最高責任者なんだぜ!ほら見ろ!“トリプルA”のカードだ!」

タミー「はいはい。管理人さんなのね」

するとドンはむきになりわざわざ回転扉をロックして見せます(笑)

そして「最高責任者だっっっ」と言ってトリプルAのカード(笑)でロックを解除して見せます。



この時点でドンの痛さが溢れ出てます。

なんでこんな男にそんな権限を与えてしまったのか…。
そしてこんな男にそんな権限を与えてしまったがためにイギリスは破滅します。



子供たちと一緒に保護された、ゾンビに襲われたはずの妻アリス。

アリスには噛まれた跡があるのに何故か発症していません。

それはアリス特有の遺伝子異形のおかげでした。
ただ血液にも唾液にもウイルスを保菌しており非常に危険な存在。

そうとも知らずドンはご自慢のトリプルAのカード(笑)を使い、ロックされた扉をドンドン開けていき、とうとうアリスが隔離された部屋に入ってしまいます。



勝手なことを…。
勝手一家の大黒柱は勝手さが妻や子供達とは桁違いです。



そしてベッドに拘束されてるアリスに濃密なキッスをお見舞いします。



すぐさま異変が現れるドン。
嘔吐し目から血を流し激しく暴れます。

あっという間に感染し目の前のアリスの目に指を

ずっぼぉぉぉおおおお

とインして仕留めます。

その後はもうめちゃくちゃ。
感染者となったドンはドンドン人を襲って周り、イケイケドンドンで瞬く間に感染を爆発させます。




このくだりが今作最大の胸糞ポイントだったんじゃないでしょうか。

胸糞というか居心地悪いというか呆れるというかムカつくというか(笑)

ドンの罪深さはとんでもないです。

映画の役が私生活に影響を与える事もあるみたいですから、ドン役のロバート・カーライルさんは私生活大丈夫だったんでしょうか…。

心配になるくらいの罪深さです。


どんだけ~!の法則(DVD付)

人の話を聞かない将軍

“ハロルド・ペリノー・ジュニアさん”が演じる、軍の将軍。

この男もまた罪深い…。

医療隊長である“スカーレット少佐”に全く情報共有しないし、全く意見を聞いてくれません。



将軍「お前さっきから何ビビってんの?再感染?あるわけねぇだろそんなこと。もし感染者が出たら全員〇せばいんだよ」


といった具合です。


アリスが感染に対する対抗力を持っていることがわかったときも「ワクチン開発の手掛かりになるから検査させて」と申し出るスカーレットに一切聞く耳を持たず、即アリスを〇しに向かいます。

ところが案の定感染が再発し保護区はめちゃくちゃに。

感染者の封じ込みが無理とわかると、将軍は人々を全員〇すよう指示を出します。

民間人も軍人も感染者も非感染者ももうお構いなし。
視界に入るもの全て撃ちまくる兵士達。

だから言ったじゃない…

人の話聞こうよ…

かっこよすぎるドイル

“ジェレミー・レナー”演じる、今作で唯一まともな人物の一人“ドイル”。

かっこよすぎるドイル。
ヘリ操縦士のフリンといちゃつくドイル。
ライフルのスコープで部屋を覗くドイル。

口では下品な冗談を言いつつも、常に市民の安全を考えています。

状況を的確に判断し、冷静に行動し、自分の命より子供たちの命の価値の重さを理解すると、子供たちを助けるため迷わず自分の命を犠牲にするドイル。

とんでもない男ですドイルは。
前作のイカれた軍人達とは天と地の差です。

ドイルだったら“ドンの状況”でも迷わず妻とよその子を助けようとしたでしょう。
漢の中の漢、それがドイルですから。





でもみんながみんなドイルじゃないんだ…。



むしろみんなドンなんだ…。



みんな心にドンを飼ってるんだ…。

内なるドンがいるんだ…。
そしてすぐ囁いてくるんだ…。



「そんなわけわからん女見捨ててさぁ、逃げちゃえよへへっ」

って…




私もドン。
あなたもドン。
みんなドン。
みんなドンだけど、みんないい。

ドンなときも♪
ドンなときも♪
僕が僕らしくあるぅ~ためにぃ~♪
むぅ~りぃ~なものはむぅ~りぃ~とぉ
言える自分~抱きしめてたいぃ♪


春うた、夏うた。~どんなときも。 – 槇原敬之

コロコロ姉弟

ドイルの命を懸けたサポートのおかげで車が走り出し、軍の追手から逃げるスカーレットとタミーとアンディ。

しかし街は毒ガスが蔓延。
空からは戦闘ヘリが銃をぶっ放してくる。

絶体絶命な状況でしたがなんとか地下鉄構内へ逃れます。




車を降りて構内を歩く三人。
中は明かりが無く真っ暗。

スカーレットが銃の暗視スコープで周りを確認しながらタミーとアンディをサポートし進んで行きます。

しかし、止まったエスカレーターを下りているときタミーが〇体に足を滑らせすっころんで転がり落ちて行きます。

タミーと手を繋いで歩いてたアンディも巻き添えをくらい転がり落ちてしまいます。




スカーレットが慌てて二人の名前を叫ぶも返事がありません。
ふとスカーレットの視界に人影が横切ります。(人影は感染したドン)


焦りながら呼びかけ続けると、タミーの返事が。



「ロストアンディ(アンディがいない)…」



そう言いながらタミーが近くにやってきます。




スカーレットが再度アンディの名前を叫ぶも、返事はない…。
















えぇ???








おかしいよねぇ?
そんなわけないよねぇ?
ちょっとエスカレーター転がり落ちただけで、そんな遠くに行くわけないよねぇ?
どんだけ長いエスカレーター転がり落ちたぁ?
転がり続けてマントルまで到達しちゃったのかな?
シーンと静まり返った地下鉄の駅であんだけデカい声で呼んだらすぐわかるよねぇ?



しばらく呼んでやっとこさ答えたかと思ったら



タミー「はぁ…はぁ…ロストアンディ…ロストアンディ…」



じゃないのよ。



アンディどんだけ遠くまで転がってった?
ボール?
アンディはボールなの?
坂道転がるボールなの?
あんな声が響き渡る場所でスカーレットの声が聞こえないくらい遠くに転がってったの?




はい。
わかりました。





アンディはボールです。





人間の皮を被ったボールでした。

ゾンビの中に1人ボール人間が紛れてる世界の映画ですこれは。






すると突然右から物音。
そこには感染したドンが…!

襲われるスカーレット。

ドンに銃を取り上げられ
何度も
何度も
何度でも
何度でも
何度でも立ち上がり呼ぶぅよぉ♪
きみのっなまえっ声がっ
かーれるーまっでぇ~♪

銃で殴打されるスカーレット。



音が止み、銃を拾うタミー。
暗視スコープで辺りを見回すとスカーレットの変わり果てた姿が…。





一方その頃…

ふらふらと歩くボールアンディ。


ボールアンディ「スカーレット!タミー!」


返事はない。






転がりすぎでしょさすがに。


何度でも – ドリームズ・カム・トゥルー

ラストシーンの意味は?

タミーとボールアンディを乗せたヘリが無事飛び立ってから28日後──。



無人になったヘリの中では、誰かが助けを求める無線の呼びかけが…。



そしてエッフェル塔が見える場所を楽しそうに走り回る感染者達──。



エッフェル塔らしき物が映ってるため、ドイルの指示通りタミーとボールアンディを乗せたヘリは基地に戻らず、英仏海峡を越えてフランスに着いたんでしょう。

しかしヘリには保菌者のボールアンディが乗っていました。

もともと感染はイギリスでしか起こっていなかったので、フランスに感染者はいなかったはずです。

ところがヘリが着いてから28日後、エッフェル塔が見える場所(=フランス)を感染者達が「ひゃっほぉぉぉおおう」と駆け回っていたので、ボールアンディによってフランスへ感染がもたらされてしまったと考えるのが妥当でしょう。



その後ボールアンディ達が無事なのかは不明です。



次回作が28年後ですから、ボールアンディがもし生きていたら40歳。
唯一感染への免疫力を持っているボールアンディ。
そしてボール人間のアンディ。
果たしてボールアンディは転がっているのか生きているのか。

次回作が楽しみですね^^

まとめ

言うこと聞かない勝手なことばかりする家族を描いた今作。
勝手なことばかりしているといつか転んでしまう。
そして一度転ぶとどこまでもどこまでも転がり続けてしまう…。
まるでボールアンディのように…。

みなさんもエスカレーターに乗る際は足元に十分お気をつけ下さいね^^

最後まで見ていただきありがとうございます^^
それではまた!


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地球儀を持った手

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この記事を書いた人

年間100本前後の映画をVOD(たまに映画館)で観ては「いやそれおかしくね?」と張り裂けそうな抑えきれない熱い想いをアホな感想を交えながら綴る表現者。
このブログでは、主に映画鑑賞後の方が「この映画の展開なんでやねん!他の人はどう感じた!?」とモヤモヤして夜も眠れなくなってしまった迷える子羊達に向けて「そうそうそう!」「わかるぅ~マジわかる」「…え?そんなことは思ってないけど…」「…なんかこの人変だな…でも好きぃっっっ!!!」と感情を共感することができるネット宇宙の片隅にひっそり佇むユートピアだったらいいなぁって。
一緒に映画の感想を語り合いましょう!

コメント

コメント一覧 (2件)

  • めちゃおもしろいです!
    爆笑しながら読んでました。共感することばっかりだし、ドンネタが尽きないのすごすぎます笑ボールアンディもすごいおもしろかったです😂

    • なす さん

      このブログ初となるコメント、ありがとうございます!
      私の感想をそんな風に言っていただけるなんて…
      とても嬉しいです!!
      ありがとうございます!!

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