みなさんこんにちは!
きです!
ところでみなさん、恋、してますか?
恋、いいですよねぇ。
胸がキュンとしてうれしくなったり悲しくなったり。
恋が実っても実らなくても、色んなことを肌で感じてまた一つ成長する…。
みなさん、恋、しませんか?
ということで今回はそんなマッチングアプリでの恋が招く悲劇の映画『マッチング』の感想を綴っていきたいと思います!
こちらは2024年公開の作品です。
今回のき的評価は4.5点!おもしろかったです!
土屋太鳳さんの演技がすごい。
そして佐久間大介さん、イケメンッスわ…
はぁ…🥰

J Movie Magazine Vol.128【表紙:佐久間大介 『スペシャルズ』】 (パーフェクト・メモワール)
キャストなど
キャスト 原作・脚本・監督
土屋太鳳 内田英治
佐久間大介
金子ノブアキ 上映時間
後藤剛範 111分
真飛聖
片山萌美 ジャンル
杉本哲太 サスペンススリラー
斉藤由貴
片岡礼子
土屋太鳳さんの演技、マジ卍。
まだ見ていない方へおすすめポイント
今作は役者さんの高い演技力が魅力の一つだと思いました。
内容も予想外の展開に「なるほどぉ…」と驚きました。
『スマホを落としただけなのに』が好きな方はこちらも楽しめるのではないかと思います。
個人的には背景などの細かい点もみどころがある部分だと思いました。
(2025.12.15追記)
2026年続編の公開が決定しました!
続編公開前に『マッチング』をおさらいしておきましょう!

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マッチング (角川ホラー文庫)
それではここからネタバレありの感想を綴っていきます。
まだご視聴前の方はネタバレにつきご注意下さい。
ネタバレ
これ以降ネタバレを含みます

輪花の父がかつて不倫していた女の息子が、不倫で苦しめられた母に代わって復讐する、輪花はその巻き添えを喰らう、というお話でした。
以下内容の感想になります。
すごい演技力
私が見ていて思ったのは“土屋太鳳さんの演技がすごい”ということです。
土屋太鳳さんの演技って、思い返してみるとあんまり見たことなかったんですよね。
あんなにすごいんですね。
今作の役者さんの演技はみなさんかなりレベル高いなと感じたんですが、土屋太鳳さんは頭一つ抜けてるように感じました。
土屋太鳳さんが映る時間が長かったからそう感じたってのもあるのかもしれませんが。
土屋太鳳さんって、個人的には“笑顔で優しい感じ”の印象だったんですけど、ああいうタフな女性の役があんなにも似合う方だったんですね。
低めの声のトーンや影山に馬乗りになって殴るシーンは迫力満点でした。
輪花が父よしきの死体を見たシーンもすごい演技力だと思いました。
やっぱ役者さんってすごいですよね。
色んな人物になりきらないといけないんで、よく研究されてるんでしょうね。
そして一番印象に残ったのは同僚の尚美が落ちてくるシーン。
尚美がマジ卍のポーズで死んでるのを見つけた太鳳さんの演技がとにかくすごい。
「うおぉぉぉっっっ!!!」
と思わせる演技。
“死体を見つけた人”の演技で初めて見る様な演技でした。
まるでゴキブリが服の中に入ってきたかのような。(表現の仕方よ)
役者さんの演技がすごいとそれだけで引き込まれますよね^^
背景がすごい
次に感じたのは背景のすごさ。
すごいというか、とてもリアル。
映画を見ている時って、室内のシーンでは“その部屋のレイアウト”や“家具”なんかも視界に入ると思うんです。
たまに「この人物の部屋にしてはやけに女性らしい部屋だな」とか、そういうの感じることないですか?
私は結構あるんですよ。
その理由が説明されてればいいと思うんですけど、何の説明もないこともよくあります。
そうなるとすごく違和感を感じるんですよね。
世界観が一気に崩れるというか気になってしまう。
一番直近だと前回の記事『真・鮫島事件』の“りょう”の部屋ですね。
彼は男らしいワイルドな感じの役だったんですけど、部屋が妙に“清楚な女性が住んでそう”な部屋でした。
私は「自分の好きなようにするのが一番良い」と思っている人間なので、別に男らしいワイルドな人が清楚な女性っぽい部屋に住むことは全然OKだと思うんですけど。
『真・鮫島事件』の中で、りょうは特に“見た目ワイルドだけど実は几帳面で清潔好き”とかそういう設定ではなかったですし、女性と同棲してるとかも言ってなかったと思うので(彼女がいるとは言ってた)、なんかすごく違和感を感じたんですよね(まぁ本当は彼女と同棲してる設定だったのかもしれないですけど。)
私は映画を見ているとよくそういうのを感じるんですが、今作はそれを一切感じませんでした。
というか背景やら小物やらの再現度がすごい。
輪花と父よしきが住む家にしてもかなりリアリティがあり“よくある一般家庭感”がすごい。
「え?二人ここ住んでるでしょ?」
みたいな。
特殊清掃の現場にしても部屋の再限度がすごい。
部屋を見るだけで“どういう人がそこで生活してたか“とか“孤独死したんだろうな”とかそういう情報が入ってきます。
そして全然わざとらしくない。
わざとらしくないというか実際に孤独死した人の部屋をそのまま使ってる?とすら感じる。
特殊清掃員のおじさんが「死体の臭いがついちゃうと2、3日取れないから気を付けて」て言うシーンとかもリアルだなと思いました。
私も昔仕事で“今まさにこの部屋の中で人が亡くなってる”って部屋に関わったことがあって、そのとき同じことを言われました。
でもそれって普通に日常を送ってたらあまり言われる場面無いと思うんですよね。
そういう細かいとこまですごくリアルに再現してるなってのを感じさせるそんな映画でした。
不倫は良くない
これ。
輪花の父よしきの不倫が原因で全てがめちゃくちゃになってました。
怖いですね。
いつ、どんなきっかけで、どんなタイミングでばれてしまうのかわからないですね。
今回は輪花がマッチングアプリを始めたのが原因で影山にしっぽを掴まれてしまいました。
すごい偶然ですよね。
いや、必然だったのかもしれません。
しかし映画ってすごいですよね。
いろんなことを教えてくれます。
不倫は良くない、とか。
マッチングアプリは運営側が覗いてるかもしれない、とか。
写真から個人情報ダダ漏れ、とか。
土屋太鳳さんは演技がすごい、とか。
佐久間大介さんはイケメンすぎる、とか。
全身赤の服はちょっと目立ちすぎちゃう、とか。
そんな映画でした。
せっつん
輪花の父よしきは、過去に“影山せつこ”という女性と不倫をしていました。
二人の出会いは当時流行ってたチャット。
二人がチャットをするシーンがありましたが
影山せつこのハンドルネームは
「せっつん」
せっつんて(笑)
なんか一気に和みますよね。
あんなに愛に狂ってた女性が自分の名前を「せっつん」にしてチャットしてたかと思うと。
その後はもう私の中でせつこは「せっつん」でした。
愛に狂ってクローバーに囲まれながら包丁で腕を切るせっつん。
よしきの背中をぶっ刺すせっつん。
輪花の母みちこをトンカチで殴って拉致するせっつん。
みちこを監禁するせっつん。
輪花の話に思わずぷぷっと吹き出しちゃうせっつん。
一見、世界観を壊しかねない危険な設定ではあると思うんですが、私はアリでした(笑)
そんなせっつんを息子のつよしは「母は愛が深すぎた、なんてかわいそうなんだ」と言ってました。
自分を放置して男に狂う母を想うつよし。
せっつんない(せつない)ですね。
せっつんもつよしもどうにか救うことができたなら良かったんですけどね。
そしたらトムも捨てられたりしなかったかもしれません。
不倫は悲劇しか生まないんですね。
ところで、せっつんとみちこはどうやって生計を立ててたんでしょうかね。
みちこはあんな状態だったんで、せっつんが稼いで暮らしてたんでしょうけど。
あんな場所でのんびり暮らせたら復讐とかどうでもよくなりそうですけどね。
ツンデレ輪花
私は輪花のツンデレ具合がとても刺さりました。
トムにドン引きでトムがツヨシから命がけで守ってくれたときも「信用してないから!」って吐き捨ててたのに。
1. トムが“タキシードとウエディングドレスを着た男女の写真”の顔部分を輪花とトムに切り貼りしてる画像を「待ち受けにした」と見せてきたとき
輪花「別に気には…しない」
2. 「真相知りたくない?」と誘い出してきたトムが、呼び出したわりにやたらじらしてきたとき
輪花「私のこと好きなんでしょ?だったら隠さないでっ」
3. 輪花をかばって刺されたトムのお見舞いに来てお礼に靴と服を渡すとき
輪花「はいこれ。いっつも気持ち悪い長靴履いてるから。いっつも気持ち悪いコート着てるから」
4. トムが「輪花さんは無理そうだから他のマッチングアプリ始めた」と言ったとき
輪花「ふぅぅぅぅ~ん。あきらめるんだぁぁぁ~」
はぁぁぁぁ…。
いいなあぁー。
私も言われたい。
輪花「ふぅぅぅぅ~ん。あきらめるんだぁぁぁ~」
真矢みき「あああああきらめないでぇぇぇぇぇええええええっ!!!」

いつも心にケセラセラ
少し考察
今作は原作があるので考察はあまり意味ないかもしれませんが、原作を読んでないという前提で少し考察してみたいと思います。

マッチング (角川ホラー文庫)
ラストシーンのミズクラゲ
そこはクリオネじゃないんだ?
って思いました。
最初にクリオネを出しておきながらわざわざミズクラゲを持ってくるあたり、なんか意味ありげだな~と思ってミズクラゲを調べてみました。
クラゲ…かわいいですよねぇ🥰
ふわふわしてキレイで🥰
ミズクラゲは“クラゲ特有のあのまぁるい頭”みたいな部分を上から見ると四つ葉のクローバーの様な模様が見えるそうです。
透けて見える胃袋がそう見えるんだとか。
物語と深い関わりがある四つ葉のクローバー。
多分それでミズクラゲなんだろうなと思いました。

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ボレロやキリスト教との関係
まずは“ボレロ”。
作中2回流れたかと思います。
①映画冒頭でマッチング婚したカップル達の写真をスクロールする手が映るシーン
と
②映画の最後に警察の取り調べを受けるツヨシがボレロを鼻歌で歌うシーン。
BGMでもボレロが流れてます。
これは何か意味があるんだろうなーと思ったんですが。
あとはキリスト教。
作中せっつん親子が“キリスト教を信仰してる”と思わせるような描写があります。
せっつんが昔住んでた団地の部屋に物が散乱しており、そのなかにキリスト?か聖母マリアかわかんないですけど磔にされたキリストっぽいちっちゃめの像と絵がありましたね。
あとはトムが水族館でクリオネの捕食を天使と悪魔に例えたり、せっつんがみちこを監禁してた水辺の家でも大きめの聖母マリア的な白い像が置かれてました。
ボレロやキリスト教が何か意味ありげだったので何かあるんでしょうけど、私は宗教とか歴史とか全く詳しくないので、少し調べてもわかりませんでした。
すみません。
この辺は原作を読めばもう少し細かい部分までわかるのかもしれません。

マッチング (角川ホラー文庫)
父は結局…
輪花の父よしきは結局自殺か他殺か。
原作は見てないのであくまで映画の情報で考えた結果なんですけど。
私は父は自殺だと思いました。
もともとツヨシが殺したと思ってたんですが、最後の取り調べでツヨシの犯行じゃないと判明しました。
じゃあトムが殺したのかというと、これも多分違います。
トムは殺しを明確な理由を持ってやってるタイプっぽいですし犯行の手口に拘りを持ってる様だったので、自殺に見せかけて殺すってのはトムらしくないし、そもそも殺す理由がありません。
愛する輪花の父ですからね。
そして自分の父でもあります。
せっつんもはっきり「殺してない」と否定してました。
せっつんはあんな嘘をつく子じゃありません。(友達か)
せっつんが「この人を見て死にたくなったんじゃないかしら」と妻みちこのことを言ってましたが、確かにあんな状態の妻を見せられたら死にたくなるのも無理ないんじゃないでしょうか。
自分のせいで妻が不倫相手に25年間も監禁され、廃人になってるんですから。
本当は死ぬよりも他にすべきことがあるでしょうけど、よしきは現実から逃げたんだろう…と私は思いました。
輪花達の不思議な関係性
最後どんでん返しに次ぐどんでん返しで情報が大混乱でした。
ちょっと整理してみます。
まずトムはせっつんの子供で、よしきとの間にできた子だったことが最後にわかります。
途中で気づいた方もいらっしゃるでしょう。
ということはトムと輪花は父親が同じ異母姉弟になります。
最初の水族館デートでトムが別れ際「僕とあなたは運命で結ばれている」と言ったのはある意味本当だったんですね。
最後の水族館デートで輪花は自らトムの手を握ってました。
トムの想いがやっと届き二人は遂に結ばれた。
やっと結ばれたのに姉弟だったなんて…トムは本当に不運な星の下に産まれたようですね。
トムはせっつんを母と知った上で面会に行き
「僕は輪花さんを愛している。僕にとっては大事なことなので」
と言ってたのはそういうことだったんですね。
“輪花が自分と血の繋がりがあるかもしれない”と知った時、その真相を確かめたいと思うのは当然でしょう。
そして不運な星の下に産まれたのは輪花も同じです。
最初に好きになった相手は高校教師で結ばれず。
次に好きになった相手は自分たちに復讐するために近寄ってきたツヨシ。
その次に好きになった相手は異母姉弟のトム。
しかもトムに至っては殺人鬼です。
トムがツヨシから助けてくれたとき
「僕はストーカーだけどあいつは人殺しだ!」
て言ってましたけど
トムはストーカーで人殺しでした(笑)
どおりで輪花の先生夫婦が殺されたとき、他の被害者達と少し状態が違ったわけですね。
他の被害者夫婦たちは皆腕相撲の最中に殺されてました。(違うだろ)
腕相撲夫婦は全部トムの犯行だったんですね。
それをツヨシが模倣しようとしたから少し雰囲気が違った。
尚美もマジ卍のポーズでしたし。
ただ一つ気になることがあります。
それは被害者夫婦達の顔につけられた×印の傷です。
被害者達の顔につけられた×印の傷は、そもそも昔せっつんが不倫してた頃に住んでた団地に残された写真についてました。
ということはせっつんかツヨシが写真に×印をつけたはずです。
なぜならトムは産まれてすぐロッカーの中にぶち込まれたので、団地では生活しておらず団地の写真に×印がついてるのを知らないはずだからです。
ところがトムの被害者達はみんな顔に×印の切り傷がありました。
これは一体どういうことなのか。
ただの偶然ではなさそうです。
そしてツヨシはトムが自分の弟であることを知らないようでした。
知らずに弟の個人情報を勝手に漏らしたり、アカウントを乗っ取ってメッセージを送ったり、殺人を模倣したり、弟を殺そうとしてたんですね。
せっつんもトムが自分の息子だと気づいていませんでした。
知らずに自分の息子の背中を刺した。
背中を刺すのはせっつんの得意技です。
映画の最後でトムが“あのときロッカーにぶち込ん息子だった”と気づいたせっつんはどう思ったんでしょうね。
家族揃ってサイコパス。
兄弟揃って人殺し。
ツヨシは母を「愛が深い」と言い
トムは母を「愛に狂ってる」と言い
母はハンドルネームを「せっつん」にしていた。
不思議な親子ですよね。
まとめ

結局マッチングアプリはきっかけで、一番の原因は不倫だった今作。
不倫、ダメ、ゼッタイ。
最後まで見ていただきありがとうございます^^
それではまた!

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