みなさんこんにちは!
きです!
暑い日が続いておりますが、みなさん体調を崩されてませんか?
水分をこまめにとって、少しでも涼しくして無理のないようお過ごし下さいね。
さて、今回もホラー映画の感想になります!
2023年公開の『リゾートバイト』!割と最近の映画ですね!
あ!私「ホラー映画の感想」と言ったんですけど、ごめんさない間違えました。
これはホラー映画ではありませんでした!笑
笑いありバトルありドキドキありのラブコメ!?
そして衝撃のラストの意味とは!!
ちなみに今回のき的評価は4点!
結構好きでした!笑
考察だけ見たいという方はこちらへ!
あらすじ(ネタバレなし)

大学生のサクラ、サトシ、専門学生ののぞみの三人は、リゾートバイトをするためとある島へやってきた。
三人が働く旅館の従業員、岩崎(おじさん)に迎えられ、旅館へ向かう道中
「ここは昔から“祈祷で病を治したとか死んだ人の魂を下ろして声を聴かせた”といった不思議な言い伝えがある」
と教えられる。
旅館は夫婦と岩崎の三人で営んでいるが、ご主人が足を怪我したため、人手が必要になりサクラ達を招いたとのこと。
旅館に住み込みで働きながらリゾート地を満喫する三人であったが、
岩崎から「旅館の中に秘密の部屋があるから夏だしそこで肝試ししようよ」
と誘われる。
あまり乗り気ではないサクラとサトシであったが、ノリノリののぞみの強い誘いもあり、しぶしぶやることに。
ところが、この肝試しをきっかけにサクラ達の身に思いもよらぬ出来事が起き始める・・・。
この作品を楽しめるのはこんな人
考察、ネタバレ感想の前に「これからこの映画を見たい!」という方へ向けて
こういう人なら楽しめて、こういう人はあまりおもしろくないかも・・・
という、ポイントをご紹介します!
これから見る方、興味なかったけどちょっと見たくなったという方は是非参考にしていただけると幸いです!
こういう人は楽しめる!
- ホラーは見たいけど怖すぎるのは無理な人
- 2ちゃんねる怪談が好きな人
- ちゃんと落ちが用意されているのが好きな人
- ふざけた展開も楽しめる人
- この映画にそれほど期待してない人(笑)
こういう人は楽しめないかも・・・😢
- 『リング』や『呪怨』みたいな“ザ・ホラー”が見たい人
- しっかり怖がりたい人
- ふざけた展開にうんざりする人
まだ見ていない方、見ようかなと思ってる方は上記を参考にしてみて下さい^^
では、ここからはネタバレありの落ちまでの流れと、ラストシーンの意味、そして視聴後のき的感想を綴っていきたいと思います!
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結末まで ※ここ以降ネタバレを含みます

肝試しをきっかけに、サクラとサトシが“八尺様”に魂を抜かれてしまう。
二人を助けるために、のぞみと岩崎が、サクラとサトシの体に魂を入れ、問題の秘密の部屋へ向かう予定だったが、
ちょっとしたトラブルで
住職 →サクラ
のぞみ→岩崎
岩崎 →サトシ
の状態に。
秘密の部屋へ向かう道中、サクッと八尺様も倒して、無事秘密の部屋へ。
再度儀式を行い、魂を抜かれたサクラ、サトシ、入れ替わった住職、のぞみ、岩崎も無事元の体に。
一件落着と思われたが、実はサクラとサトシの体には、それぞれ住職の娘と女将夫婦の息子の魂が入れられていた。
全ては四年前に14歳で亡くなった、女将夫婦と住職の子供たちをこの世に蘇らせるための計画だった…。
衝撃のラストシーン!!

いやー最後は衝撃でしたねぇー!!
まさかのバッドエンド
八尺様も倒して体も戻ってめでたしめでたし!
と思ってたら・・・
戻ってなかったんですねぇ。
魂が戻ったと思われたサクラとサトシの体には、それぞれ住職の娘と女将夫婦の息子の魂を入れちゃったんですね。
だから魚を食べられないはずのサトシが、ハマチを生で食べて
サトシ「うっひょー!久々のハマチさいこー!これこれこの味ー!!」
サクラ「ふふふいつもその食べ方」
という会話になったんですね。
そりゃあのぞみもびっくりしますよね。
未成年だからって、乾杯のビールも飲まなかった真面目な二人が、厨房の食材を勝手に食い始めて、ハマチに歓喜してるんですから。
全ては女将夫婦と住職の計画だった!?
てことになりますよねー!!
同じ時期に子供を亡くしてしまった二つの家族が、子供の魂を取り戻すために、長年準備して計画してきたんでしょうね。
14歳で亡くして、生きていれば18歳だったであろう4年後の年に、18歳の少年少女をおびき寄せて体を盗む。
悪いですねー。
ご主人なんか足をケガしたふりまでして。
住職も初めから助ける気なんかさらさらなかったんですね。
ハマチ坊やと住職娘は八尺様の仕業?
14歳で亡くなったハマチ坊やと住職娘は、そもそもなぜ亡くなったんでしょうね。
これも八尺様の仕業なのか…。
作中では言及されてないのでわかりませんが、それぞれの子供が同じ年に亡くなったとのことなので、二人で海で遊んでて事故にあったとかもありえるんでしょうけど、せっかく八尺様出てくるんで、八尺様の仕業でいいでしょう(笑)
住職は、作中「まさか八尺様が本当に存在するとは」みたいな発言をしますが、
これは演技で、八尺様が実在することを知っていたはずです。
なぜなら八尺様がいなければ抜け殻状態の体を作ることができず、子供たちの魂を入れられないからです。
それにサトシを見たとき、特に驚く様子も見せず「魂が抜かれてる」と言い、抜け殻が朽ちることまで知っていました。
まるで見たことあるかのように…。
推測ですが、4年前子供たちは八尺様に魂をもっていかれ、夜明けまでに取り戻せなかったのでしょう。
中年は狙われないということでしたから、親たちは八尺様を見ることもできず、見えない相手を倒すこともできない。
せめて魂がさまよわないよう、舞とやらを行ってなんとか魂をつなぎとめ続けた。
4年間何もしなかったとは考えられないので、なんとかして体を手に入れようとはしていたでしょう。
ただ、なんやかんやうまくいかず、今回やっと絶好のチャンスが訪れたのでしょう。
抜け殻さえ手に入れてしまえばこっちのもの。
後は魂を抜け殻に入れるだけ。
用済みとなった八尺様もあっさり消されます。
ところで、女将夫婦は魂となった子供たちに4年間ご飯を備え続けてたんですが…
愛する我が子にあんな残飯食わせ続けてたんですかね(笑)
大事なのか大事じゃないのか。
サトシの体に入ったハマチ坊や「なんか…ずっと食べてない気がする」
そりゃあんだけ残飯残してたらお腹すくよね!(笑)
洒落怖の有名怪談がちりばめられてる?
本作ではちらほら、2ちゃんねるのオカルト掲示板“洒落怖(洒落にならない怖い話を集めてみない?)”で有名な怪談の要素がちりばめられています。
かなり昔ですが、毎日読んでいたので、本作を見たとき懐かしいなーと思いました。
以下に私が気づけた範囲で、参考となった作品名を記載しておきます。
興味がある方は検索して読まれてみて下さい。
怖いけどおもしろいですよ。
ちなみに、中には「読むと怪現象が起きる」といったものもありますのでご注意を…
実は私の身にも恐ろしいことがあり…
今でも…毎日毎日…
とっても腰が痛いんです😢(ただの腰痛だろ)
- 本作品自体→『リゾートバイト』
- 八尺様→『八尺様』
- 秘密の部屋の祭壇→『禁后(パンドラ)』
感想

意外にもおもしろかった!
最初は全然だったんですけど、入れ替わるところからどんどんおもしろくなっていきました。
そして役者さんの演技が素晴らしいもんだから、本当に入れ替わってるように見えるんですよねこれが!
そこから一気に引き込まれましたね。
き的好きだったポイントは以下でした!
- 旅館で働くシーンで、のぞみが「男になれたらこんな重い物も簡単に持ち上げられるのにね」て言ってたのが伏線だった
- のぞみがスマホでカーレースのゲームをやたらとやってたのを、八尺様とカーチェイスするシーンでリンクさせる
- 八尺様が追いかけてくるシーンを笑いに使う
- 八尺様と戦闘中、入れ替わったサクラとサトシ(中身は住職と岩崎)が恋に落ちるかのような演出
そしてハッピーエンドと思わせてまさかのバッドエンド。
意外にもしっかり作りこまれてておもしろかったです!
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まとめ

今回の感想、いかがだったでしょうか。
レビューでは評価低めの本作品ですが、私は結構好きでした!
まだご覧になってない方は是非見てみてください^^
ここまで読んでいただきありがとうございます。
少しでもおもしろいと思っていただけたり共感してもらえたら幸いです。
それではまた!
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