【感想】お目目真っ黒コンジアム!!【ネタバレあり】

怖い女性の絵

みなさんこんにちは!

きです!

いやー夏ですね。暑いですね毎日。

暑い日にはアイスやプールや冷房やビールやなんやかんやありますが、やっぱりホラー映画ですよね!^^

ということで、今回は韓国のホラー映画『コンジアム』の感想を綴っていきたいと思います!

きはホラーやサスペンスがすきでよく見るんですが、コンジアム、おもしろかったです!

リアルで引き込まれるし怖かった!

き的評価は4点です!

感想だけ見たい方はこちら

目次

コンジアムって何?

そもそもみなさん“コンジアム”ってご存知ですか?

私は全然知らなかったんですが、“コンジアム”(昆池岩)は韓国に実際にある廃病院の名前で、2012年にCNNの“世界七大禁断の地”の一つにも選ばれた韓国最恐の心霊スポットらしいです。
コンジアム(2025年7月22日 (火) 06:45)『ウィキペディア日本語版』https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%83%A0

ざっとあらすじ(ネタバレなし)

動画配信サイトのホラータイムチャンネルで、廃病院で行方不明となった少年二人の動画が紹介される。
少年達は“世界七大禁断の地”の一つとして有名なコンジアム精神病院の402号室の扉を開けようとしたところ行方不明になったとのこと。

そこでホラータイムチャンネルの運営者ハジュンは、コンジアム精神病院で402号室の扉を開ける様子を生配信し、視聴回数100万回再生を目指す企画を立てる。

企画に賛同した若者7人(チャンネル運営者ハジュン、リポーターのスンウク、撮影ソンフン、おっちょこちょいジェユン、元気っ子ジヒョン、セクシーシャーロット、看護学生アヨンちゃん)で病院へ向かい、深夜0時から生配信を開始。
病院内を散策し順調に再生回数を伸ばしていく。

ところが、院長室で降霊の儀式を行うと次々と怪現象が起き始める…。

結末まで ※以降ネタバレ含みます

実は院長室での怪現象は、再生回数を伸ばすためのヤラセで、チャンネル運営者のハジュン、スンウク、ソンフンの三人によるものだった。

その後もヤラセで再生回数を伸ばしていくも、突如ヤラセではない怪現象が起き始める。
怯えて帰っていくメンバーや中止か続行かで揉めるメンバー。

なんとか撮影を続けるも、怪現象により一人、また一人とメンバーが姿を消していく。

目標の100万回再生を目前にしたところで最後の一人となったハジュンは、「もういい、俺が撮る」とカメラを体に取り付け病院へ。

問題の402号室へ入っていくも誰もおらず。
突如背後からグロテスクな女の霊が現れハジュンも餌食に。

無人となったキャンプに置かれたパソコンに、動画配信サイトの画面が映る。
100万回目前と思われたはずの再生回数はなぜか500回程しかない。

「生配信と聞いていたのにヤラセがばれそうになって中止したのか」とのコメント。
何らかの理由により、これまでの映像は全て配信されていなかった。

おもしろかったです!
純粋に怖かった!

全体のテンポもよかったですね。
上映時間も94分とちょうどいい長さで、ダラダラする無駄なシーンもなかったです。

最初カフェで動画企画に賛同した人達と待ち合わせして、一盛り上がりして、車一台で病院へ向かうシーンなんかも
車内でみんなキャピキャピ楽しそうで。
楽しそうな雰囲気から徐々に「さぁ今から怖いシーンに入っていくぞ」って感じの落差もよかったです。

所々クスッと笑えるシーンがあるのもよかったですね。

ホラー映画は怖いけど、フィクションってわかってるんで、怖いけどどこか「作られた怖さ」みたいなものを感じて
心に余裕があるんですけど、本作品は映像がずっとPOV(一人称視点で誰かの視点のような映像)か固定カメラの映像で構成されてるんで、すごくリアルなんですよね。

ホントの映像なのかな?みたいな雰囲気もあるし、自分もその場で体験しているような没入感も感じられます。

亜生とソンフンのヤラセコンビもよかったですね~。
「なんだお前ヤラセかよ悪やな~」と思って見てたら突然あの二人がビビりあがって。
そこでこちらも
「あ、これは本物なんだ」
とわかるし、あの二人の怖がる姿が恐怖をよりリアルに感じさせてくれました。

ということで、き的好きだったシーンをご紹介します!

第3位 アヨンちゃんとジェユン(キャップの人)の気温の掛け合い

実況するため二階から三階に来たアヨンちゃんとキャップペア。

キャップ「三階に上がってきた途端寒気が増しました。アヨン、今の気温は?」
アヨン「13度です。」
キャップ「二階の気温は?」
アヨン「13度です。」
キャップ「・・・同じ温度です。」

第2位 怖がるシャーロットの顔芸

“世界七大禁断の地”を三つも制覇しており、英語もペラペラで装いもセクシーで、コンジアムへヒールを履いてくる。
そんなシャーロットですが、怖がる様子ときたらもう。
序盤のセクシーな雰囲気から一変、表情は崩れまくり、絶叫マシンに乗る女芸人の顔を固定カメラで撮ってるかのような表情には

「あれ、この人誰だっけ?」

となるほどの変化ぶり。
でも女優ならあまり見せたくなさそうな表情をあんなに惜しげもなく演じるところに女優魂を感じます。

第1位 黒目のジヒョン

いやー私は圧倒的にこのシーンでしたね。圧倒的怖さでした。

正直鳥肌立ちました。

「こっっっっっわぁぁぁ!!」って思いました。

ちょっとその様子を絵にしてみました。





画力…(笑)

「え?立ったまま突然死んだ?」

と感じるほどの顔色の悪さのジヒョンが映ったかと思ったら次の瞬間、このグロテスクな顔面で
「ぺしゃぺしゃぺしゃかへfなけjべ」て早口で囁きだし、ゾッとしました。

画面いっぱいにあの顔が広がってるのはすさまじいですよ。

しかもそのあとドン引きしたシャーが逃げていくシーンでは、あの囁き声が3Dで追いかけてくるんですよ。
逃げるシャーのカメラでは前しか映ってないから揺れる暗い森しか映ってないのに、囁き声が右、左、後ろに移動しながら近寄ったり離れたりして追いかけてくるんですよ。
あの顔で追いかけてきてるのかと思うと
「ひぃぃぃぃぃぃ!!!!!」
て思いました^^

見返してわかったとこの補足

最後の方でハジュンが「もういい、俺が撮る」と言ってキャンプから病院へ走っていくシーンがあったと思うんですけど。

途中森の中を走ってるのに、手元のカメラに謎の窓が映ってることにハジュンが気づいて、よく見てみると何かが宙でジタバタしてるのが映ってる。
それを見たハジュンがかなり深刻な表情で「あれは一体なんだ?」て言うんですけど、

見ているときは自分も

「それは一体何?」
て思いました(笑)

しかもなぜかハジュンは「一体なんだ?」とか言っときながら、何事もなかったかのように病院へ走っていくんですよね。
「なんでやねん!それなんやねん!」と思ってたんですけど、後になって見返してやっと意味がわかりました。
あれは自分の足だったんですね!!

402号室へ突入したハジュンが仲間を呼ぶも誰もいなくて、室内を撮りながら進むんですけど。
ふと割れた窓があり、そこにズームしていくと、何故かカメラを持って撮影してる自分が奥に立ってる。

最初鏡を映してると思ってたんですけど、あれはさっき外で「ありゃ一体なんだ?」て言ってたときの自分が
何故か時空を超えて映ってるんですね。
そしてその直後グロ女に捕まって宙に浮いてもがくんですけど、そのもがいてる足を外から撮ってたんですね。

つまり「ありゃ一体なんだ?」の正体は、死ぬ瞬間もがいてる自分の宙に浮いた足で、病院へ入る前から自分の死ぬ姿を自分のカメラで撮影していたんですね。

突然最後時空を超える演出なんですけど、気づいたときは「おぉー!!」と感動しました。
もしかしたら自分と同じように鏡があったと思われた方がいらっしゃるかもと思ったので補足しておきました。

まとめ

き的感想、いかがだったでしょうか。

少しでも共感してもらえたり面白かったと思ってもらえたら幸いです。

まだまだ暑い日が続きますが、そんな日はコンジアム見て涼みましょう^^

それではまた!

コンジアム【Blu-ray】 [ ウィ・ハジュン ]

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